2012年1月 3日 (火)

森博嗣「科学的とはどういう意味か」

科学を遠ざけている人に読んでみてほしい。
あと、義務教育に携わっている教育者にも。

目次

第1章 何故、科学から逃げようとするのか
 いつから避けるようになったのか
 向いていないと思い込む ほか
第2章 科学的というのはどういう方法か
 科学と非科学
 非科学的な習慣 ほか
第3章 科学的であるにはどうすれば良いのか
 「割り切り」という単純化
 科学は常に安全を求める ほか
第4章 科学とともにあるという認識の大切さ
 ごく普通に接すれば良い
 数字にもう少し目を留めてみよう ほか


科学的に考えることができれば、自分の身を守る、人の役に立つ、といったことに役立つと思う。
なぜなら、科学は信用度の高いものを生み出す一番の方法だから。

たいして信用できないものを他者に提供するのは、失礼にあたる。
そんなものでは、他者の信用は得られない。

自分だって信用できるものを利用したい。
使う度に異なる反応が生ずるものなど使いたくない。

著者は本著をこう締めくくる。

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P186より引用

科学の存在理由、科学の目標とは、人間に幸せである。
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TAROU

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2011年12月31日 (土)

ニーチェ「人間的な、あまりに人間的な」

「良心」が正しいと言い切れますか?

著者はドイツの哲学者、ニーチェ
昨年、「超訳 ニーチェの言葉」が流行ってましたよね。

個人的には、本著は「自分で道を切り開いて行くタイプ」の人に特におすすめです。
いずれ、上記の、「良心」が正しいと言い切れますか?、という問いにぶつかるように思うからです。

本著を読んで、この問いに関してはよく考えなければならないと思いました。
ニーチェが一つの考え方を提唱してくれています。

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(P158より引用)
健全な魂を持つ人間であるならば!
誰しも自身の持つ自由精神と力の解放を望んでいるはずなのだ!
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今度は漫画ではなく、文庫で読んでみようかなnote


TAROU

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2011年12月30日 (金)

岡嶋研二「薄毛の食卓」

薄毛の皆様に朗報、かもしれません。
あと、美肌を目指す人にも。



目次

第1章 見かけだけではない薄毛の心身への影響
 薄毛ブルーを知っていますか?
 薄毛の人にメタボが多い理由 ほか
第2章 これを食べれば毛が生える
 育毛の基本食は唐辛子と大豆
 マドンナを驚かせた玄米パワー ほか
第3章 食生活を見直してフサフサに
 唾液腺は育毛の自家発電装置
 おなかを温めると頭も温まる ほか
第4章 この食生活が薄毛を招く
 ハゲる食材No.1は多めのスイーツ
 胃を無神経にする塩で抜け毛に ほか
第5章 食事以外で髪を生やす方法
 プロペシアが育毛ブレーキを解除
 セファランチンは薄毛治療の名脇役 ほか)


著者は血液内科医師である、岡嶋研二先生です。

本著の内容を簡単に説明すると、ある食材(唐辛子や大豆など)を食べると、末梢組織においてIGF-1(インスリン様成長因子−Ⅰ)が増加し、これが毛母細胞に作用し育毛効果を発現する、というものです。

唐辛子と大豆の以外の食材としては、玄米、八丁味噌、鮭などが挙げられています。

ただ、捏造疑惑があるせいで?、岡嶋先生のホームページは「更新中」になっておりますcoldsweats01。自己判断で実践してみてくださいnote

個人的には、医食同源を信じております。

TAROU

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2011年12月11日 (日)

トニー・ブザン「勉強が楽しくなるノート術」

今年学んだ中で最も役に立っている「マインドマップ」に関する本。


目次
1章 マインドマップってなんだ?
2章 マインドマップでできること
3章 マインドマップと学校の勉強
4章 テストでいい点を取る
5章 マインドマップで遊びもばっちり!


「マインドマップ」の発明者、トニー・ブザンの著書。
著作の中でも本著はfor kidsということで、かなり平易に書かれています。
でも、マインドマップの中身自体は掴めるので、オススメですnote

一個一個の事柄の関係性を理解しておくことは大切だと思います。
独立して存在している事柄はないと思います。
必ず何かと関係がある。

関係性を理解することで。より深い理解を得られると思っています。
今年学んだ勉強法の中で最も重要なものの一つです。
まだの方はぜひお試しをnote


TAROU

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2011年12月10日 (土)

37シグナルズ「小さなチーム、大きな仕事」

「37シグナルズ」の成功経験談がずっしりと詰まった一冊。


目次

まず最初に
見直す
先に進む
進展
生産性
競合相手
進化
プロモーション
人を雇う
ダメージ・コントロール
文化
最後に


タイトルのとおり、"小さなチームで、大きな仕事をする"ために必要な法則がぎっしり詰まっている本です。
すべては37シグナルズの経験に則した内容となっています。

彼らの成功体験を学ぶ意味がここにあります。

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P16-17より引用

 よくある誤解その二は、「失敗から学ぶ必要がある」というやつだ。失敗から何を学べるのだろうか?してはいけないことについては学べるかもしれないが、それにどんな価値がある?次に何をすべきかがわからないではないか。
 成功から学ぶことと比較しよう。成功は次の手段を与えてくれる。成功すれば、何が成功したのかわかり、それをもう一度できる。そして次はもっとうまくやれるだろう。
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TAROU

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2011年11月 5日 (土)

アラン・ケン・トーマス「スティーブ・ジョブズ 」2冊

スティーブ・ジョブズ語録の最新刊です。
「自分を貫く言葉」と「世界を変えた言葉」の2冊。

目次
 情熱
 リーダーシップ
 技術
 伝説
 人生


目次
 ビジネス
 始まり
 イノベーション
 競合


たまたま書店で見かけて買ってしまいました。
最近、スティーブ・ジョブズ関連本がたくさん出版されてますね。

本著はスティーブ・ジョブズの語録本です。
解説なしなので、各々1時間もあれば読み終わります。
買った当日に読み終わってしまいました。

ただの語録本なのですが、大変勉強になります。
自分の生き方の根本になるなぁ、と思う言葉も多々ありました。

スティーブ・ジョブズの言葉を自分で集める手間を省きたい方にはオススメです。


TAROU

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2011年10月17日 (月)

Newsweek「ジョブズ、天才の軌跡」

ジョブズ、本当にありがとう。

目次

American Genius
新しい未来を創った革新者の軌跡
■デジタル時代の天才予言者
■スティーブが愛した、たった一人の女性
■「現在」を生んだ創造主
The Dream Factory
世界を変えた夢の工場はいかに生まれたか
■夢の始まりはガレージから
■IT業界の第2のジョブズは?
■もっとシンプルに、もっと使いやすく
■アップルの原点となった40年前の私の記事
■世界を変えたジョブズ・マジック
■貧困の中で死んだ無名のジョブズたちへ
■iPadを生んだ発明の系譜
The Icon
時代を魅了し続けたスティーブの美学
■デザインを変えたアップルの哲学
■オタクをオシャレにした男
■窮地のピクサーを救ったジョブズの悪魔的経営
■「ハングリーであれ、愚かであれ」


僕が最も尊敬していた人物、スティーブ・ジョブズが先日、亡くなってしまった。
本当に本当に残念...。

彼はあまりに有名なので、ここでは彼の偉大な業績などには触れません。
最近、TVや雑誌で特集されてることが多いので、皆さん御存知でしょう。
この本もそんな中の一つです。

この本を読みながら、僕がジョブズに教わったことについて考えてみました。

僕がジョブズに教わったこと。

①デザイン=見た目や感触、ではない。デザインは、人の行動をコントロールするほどの機能を持つということ。
②真の目的を達成するまで妥協してはいけない。執念を燃やして、実行しなければならない。これが成功の鍵。
③情熱は伝播する。縦にも横にも。

もちろん直接会って、教わったわけではないですけどね笑
でも上記3つは僕の人生に深く刻まれています。

以下、オススメの動画と本。

有名なジョブズのスピーチ。

そろそろ発売される本。
もちろん予約済みです。
早く届かないかな♪

本当にありがとう、ジョブズ。
あなたと同じ時代に生きれて良かった。
どうか安らかにお眠りください。

「Stay foolish, Stay hungry」


TAROU

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2011年10月 2日 (日)

ニナ・バーリー「ナポレオンのエジプト」

東方遠征の時、多くの科学者を引き連れて行ってたとは知らなかった。

目次
第1章 将軍
第2章 幾何学者と化学者
第3章 発明家
第4章 学士院
第5章 エンジニア
第6章 医者
第7章 数学者
第8章 画家
第9章 博物学者
第10章 動物学者
第11章 石
第12章 本
エピローグ エジプトマニーからエジプトロジ―へ


本著はナポレオンのエジプト遠征記です。
ナポレオンはエジプト遠征の際、画家や科学者を151人に連れていった。
どんな科学者を連れていったかは、目次を見て頂ければわかる。

ナポレオンは科学を崇敬していたそうだ。
彼はよく、もし軍人にならなかったら世界を変える科学的発見をしていただろう、と言ってたらしい。

個人的に好きな人物は、発明家のニコラ=ジャック・コンテ。
彼は「両手にすべての技術、頭にすべての科学を持つ」と言われていた。
かなりかっこいい。

コンテという画材は彼によって作られた。
彼は生涯を通じて、「役に立つものを発明し、あるいはまたそれとべつに、自分では製造できないけれども最終的には世界の近代化に役立つはずの機械や道具の類を想像した」そうだ。

科学者らの功績は、「エジプト誌」という本におさめられている。
23巻からなる大作。
興味津々です。

TAROU

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2011年9月 2日 (金)

「アインシュタイン 150の言葉」

「私は天才ではない。ただ人より長くひとつのこととつき合ってきただけだ。」


目次

わたし、そして、わたしのまわりの人について
人生について
哲学、そして、人間性について
自然科学とその研究について
倫理、道徳、宗教について
学習、教育について
政治、戦争、平和について
ふたたび、わたし自身について


言わずと知れた、アインシュタインの名言集です。
150個の短い言葉が書かれているだけなので、サクッと読めますnote

個人的にお気に入りの言葉を御紹介。

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P6より引用
「わたしは天才ではありません。ただ、人より長くひとつのこととつき合ってきただけです。」

P74より引用
「人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。わたしたちの内面的なバランス、そして存在そのものが、そのことにかかっています。行動に現れる道徳だけが、人生に美と品位をもたらします。」
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本著を読み終えると、この有名な写真から受けるアインシュタインの印象が変わりました。

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この写真を撮ったときのエピソードはわかりません。
でも本著を読むと、多くの苦悩があったのだろうと感じずにはいれません。
だって、アインシュタインは真の「孤独な旅人」ですから。


TAROU

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2011年8月13日 (土)

研究開発戦略センター海外動向ユニット編「躍進する新興国の科学技術」

新興国の科学技術政策に目を向けよう。

目次
第1章 ロシア
栄光あるソビエト科学の壊滅的打撃
「ロシアの競争力は恥ずべき低さだ」と語ったメドヴェージェフ大統領
世界最大規模の国家投資「ロスナノ」社 ほか

第2章 インド
インドの所得倍増論
世界最大の民主主義国家がかかげるビジョン
インド哲学が科学の論理的思考を強化する ほか

第3章 ブラジル
サトウキビを燃料にする「国家アルコールプログラム」
高度な掘削技術で海底油田を開発するペトロブラス
アマゾンのカエルの毒から鎮痛剤を開発 ほか

第4章 南アフリカ
アパルトヘイトの石油禁輸制裁から発達した石炭液化技術
マラリア、HIV AIDSの蔓延で切実となるバイオテクノロジー強化
広大で乾燥した土地を利用した天文学の発展 ほか

第5章 韓国
ハンガンの奇跡とIMF危機
サムスン、LG、ヒュンダイ、世界に羽ばたく韓国企業
韓国のグリーン・ニューディール「緑色成長戦略」 ほか

第6章 イスラエル
科学技術の発展が、国を維持する唯一の手段
ノーベル賞受賞者は160人以上!
インテル、IBMなど続々進出する多国籍企業 ほか

第7章 東南アジア
シンガポールの魅力的な研究現場が、世界の優秀な科学者を招く
マレーシアをIT先進国に!マルチメディアスーパーコリドー ほか

第8章 台湾(地域)
GDP当たりの研究開発費は米国と同水準
中国本土で研究開発を行う台湾企業「鴻海精密集団」 ほか


HONZで紹介されていた本です。
こちら

まだ全部読んでいませんが、とても面白い本なのでご紹介します。

目次を見て頂ければ、お分かりのとおり、新興国各国の科学技術状況について書かれています。
さしあたってインドと韓国の章を読みました。

日本の章がないので、日本がどのように書かれるかわかりませんが、インドと韓国の章を読むと、両国の"勢い”を感じます。
実際、韓国企業のサムスン電子やLG電子の躍進を見れば、その勢いはわかりますよね。

やはり教育なのかな〜。
日本の教育事情に関して詳しいわけじゃない(自分のまわりの教育事情はわかりますが)ので、細かく比較はできませんが、両国の"優秀な人材”をどんどん育成する、という方針が見て取れます。
これは、インドの「ビジョン2050」や、韓国の「グリーン成長」といった政策を達成するために必須の要素なのでしょう。

韓国の李大統領の演説。
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P155-156より引用

韓国が初めて車を造ったとき、先進国との技術格差は50年以上もありました。半導体は20年以上でした。しかし今は、自動車が世界5位、半導体が世界1位の技術国家に成長しました。私たちが先に決断した行動に出れば、緑色成長をリードし、新しい文明を主導することができます。私は、この緑色成長を通じて次世代が10年、20年と食べていける基盤を作りだします」
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世界をリードする気満々です。
そのために優秀な人材が必要なのです。

永続的な成長をするためには、優秀な人材が必要不可欠で、その育成のために教育がとても大事。
高品質の教育機関を整備しないとね。

個人的に中国が入っていないのが、残念でした。
中国ってもう先進国ってことなのかな。
中国の科学技術事情について書かれたオススメ本ありませんかね?


TAROU

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