新興国の科学技術政策に目を向けよう。
目次
第1章 ロシア
栄光あるソビエト科学の壊滅的打撃
「ロシアの競争力は恥ずべき低さだ」と語ったメドヴェージェフ大統領
世界最大規模の国家投資「ロスナノ」社 ほか
第2章 インド
インドの所得倍増論
世界最大の民主主義国家がかかげるビジョン
インド哲学が科学の論理的思考を強化する ほか
第3章 ブラジル
サトウキビを燃料にする「国家アルコールプログラム」
高度な掘削技術で海底油田を開発するペトロブラス
アマゾンのカエルの毒から鎮痛剤を開発 ほか
第4章 南アフリカ
アパルトヘイトの石油禁輸制裁から発達した石炭液化技術
マラリア、HIV AIDSの蔓延で切実となるバイオテクノロジー強化
広大で乾燥した土地を利用した天文学の発展 ほか
第5章 韓国
ハンガンの奇跡とIMF危機
サムスン、LG、ヒュンダイ、世界に羽ばたく韓国企業
韓国のグリーン・ニューディール「緑色成長戦略」 ほか
第6章 イスラエル
科学技術の発展が、国を維持する唯一の手段
ノーベル賞受賞者は160人以上!
インテル、IBMなど続々進出する多国籍企業 ほか
第7章 東南アジア
シンガポールの魅力的な研究現場が、世界の優秀な科学者を招く
マレーシアをIT先進国に!マルチメディアスーパーコリドー ほか
第8章 台湾(地域)
GDP当たりの研究開発費は米国と同水準
中国本土で研究開発を行う台湾企業「鴻海精密集団」 ほか
HONZで紹介されていた本です。
こちら
まだ全部読んでいませんが、とても面白い本なのでご紹介します。
目次を見て頂ければ、お分かりのとおり、新興国各国の科学技術状況について書かれています。
さしあたってインドと韓国の章を読みました。
日本の章がないので、日本がどのように書かれるかわかりませんが、インドと韓国の章を読むと、両国の"勢い”を感じます。
実際、韓国企業のサムスン電子やLG電子の躍進を見れば、その勢いはわかりますよね。
やはり教育なのかな〜。
日本の教育事情に関して詳しいわけじゃない(自分のまわりの教育事情はわかりますが)ので、細かく比較はできませんが、両国の"優秀な人材”をどんどん育成する、という方針が見て取れます。
これは、インドの「ビジョン2050」や、韓国の「グリーン成長」といった政策を達成するために必須の要素なのでしょう。
韓国の李大統領の演説。
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P155-156より引用
韓国が初めて車を造ったとき、先進国との技術格差は50年以上もありました。半導体は20年以上でした。しかし今は、自動車が世界5位、半導体が世界1位の技術国家に成長しました。私たちが先に決断した行動に出れば、緑色成長をリードし、新しい文明を主導することができます。私は、この緑色成長を通じて次世代が10年、20年と食べていける基盤を作りだします」
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世界をリードする気満々です。
そのために優秀な人材が必要なのです。
永続的な成長をするためには、優秀な人材が必要不可欠で、その育成のために教育がとても大事。
高品質の教育機関を整備しないとね。
個人的に中国が入っていないのが、残念でした。
中国ってもう先進国ってことなのかな。
中国の科学技術事情について書かれたオススメ本ありませんかね?
TAROU
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